2021年度① 沖縄看護専門学校合 格 (一般入試) Aさん
私は高校卒業後に医療事務の資格を取得し、産婦人科で14年間務めてきました。その間、結婚・出産を経験し子育てをしながら日常の業務に取り組んでいました。ですが、一方でこれまでの経験を通して得られたことを活かし、今よりも患者様の身近で接して助けになりたいと考えていました。そして看護学校進学を希望していましたが、それは私自身だけのことではなく、周りの家族にも負担をかけることなので、約7年間とても迷い悩みました。
そんな私の背中を押してくれたのは私の妹の『挑戦したくてもできない人もたくさんいる。挑戦できるチャンスが少しでもあるなら挑戦してほしい』という言葉でした。夫が帰りが遅くなるときや私が塾で学習しているときなどは、妹が子どもの世話を交代してくれ、とてもありがたいと思いました。
受験勉強ははじめは独学をしていたのですが、高校卒業してから10年近くも経過していたので、何から学習すれば良いのか全くわからない状態でした。職場の知り合いを通じて受験対策の情報も聞いたのですが、それを理解し実行するのは大変で、費用的な面を考慮しても塾に通って学習する方が得策だと実感しました。そして縁あって知人に紹介してもらったのが向陽塾との出会いでした。
向陽塾には4月に入塾し、昼はフルタイムで仕事をして、夜に通塾するというスタイルでした。私が塾で勉強している間は母や妹が子どものお迎えやお世話をしてくれていました。9月からは仕事を辞め、受験に専念しました。生活スタイルに合わせて、年度途中でも最適な学習計画に変更して取り組めたので、良かったです。塾では高校生から社会人までと年齢層は異なりましたが、皆同じ目標に向かっているという実感がすごく良い刺激となっていました。
そして模擬試験などを通して自分の実力を客観的に可視化できたことも大きなメリットを感じました。ただ、塾が終われば、3人の子どもの母でもあるので、授業終了後はもっと勉強したくてもできない状態もあり、私にとって大変でした。でも、私以外にもお母さん受験生はいたので、ともに生活の知恵を出し合い、励まし合って乗り切ることができました!
各教科の先生はそれぞれが違う個性、魅力があって面白かったです。雰囲気も良くとても楽しく通うことができました。学習面だけでなく、受験の不安や悩みなどにもいつも細かなフォローをしてくれました。個別指導でも効率よく勉強ができるように、各教科のバランスを配分してくれ、すごく助かりました。熱意もユーモアもあり、サポートにも厚い塾でした。
将来は今までの社会人経験も活かしつつ、温かみのある看護師を目指したいです。塾で学んだ『周りを気にしすぎず、自分を信じてコツコツ学んでいく』という姿勢を忘れずに、まずは3年間看護学校で頑張っていきたいです。
2021年度② 那覇看護専門学校合 格 (一般入試) Kさん
私は病院で院内救命士として働いていました。看護師の方とともに働くうちに、救急だけでなく、多くの分野に携わることができる看護師に魅力を感じ、看護師になることを決意しました。向陽塾に入塾したきっかけは私の職場の数名の先輩方が受験の時に向陽塾に通っていたからです。
高校を卒業し数年経過し学力には自信がなく、合格は独学では難しいと先輩に言われていたので、早めに向陽塾に入塾しました。働きながらの受験勉強は最初私が考えていたよりも大変でした。ですが、塾の先生方はこんな私に親身になり基礎からしっかり理解するまで繰り返し教えてくれました。また“一受験生”にすぎない私を“医療従事者”として認めて、向き合ってくれたことも励みになりました。先生方は個性的で生徒との距離感も良く、リラックスして学習に取り組むことができました。将来の臨床の場では様々な環境の人達に接する必要がありますので、年齢層の幅が広い塾生の皆さんと受験勉強できたことも大いにプラスになったと思います。同じ目標を目指している中での学習は互いに良い影響が多く、人見知りの傾向のある私を気さくに受け入れてくれました。
将来は急性期病院で働きたいです。新生児から老年まで多くの患者さんと接することで、広い視野を持った看護師になることができるように多くを学び、経験していきたいと考えます。